はい、急性の痛みは、誰もが経験することです。
それは、私たちの日常... ...生活の一部。
そして・・私たちはそれを通して、分別のある行動をし、ばかげたまねをしないように学びます。
本当に役に立つものです。
急性の痛みは、体に損傷が起こりそうな状況を教えてくれる信号です。
私たちが炎に近づきすぎたり、実際に火傷してしまったりしたとき、それを知らせるシグナルです。
それは、あなた自身への害を避けるための基本的な早期警報システムです。
その痛みは、その時だけの時もあれば、数時間、とか数日続くことがあります。
けがをしたり、悪いものを食べたり、足首を捻挫したとか、これらは急性の痛みの例です。
慢性痛は急性の痛みとは違い、長く続く痛みのことです。
その原因は、持続的な病気やずっとなくならずに存在している異常の場合もあります。
しかし、もう消えるだろうという予想を越えて、「もう治ったはず」とか「もうよくなっているはず」と思う頃になっても痛みがなくならず、なぜ続いているのかはっきりしないこともあります。
慢性痛は本当に・・本当に、紛らわしく・・・いらだたしく・・一人ぼっちで孤独を感じさせます。
他の人には痛みは見えず、あなたの経験を理解することができません。
複合性局所疼痛症候群のせいで起こったことと僕がどんなふうに発症したかですが、それは1日のうちに徐々に起こりました。
初めは、足は痛いけど歩けるという程度でした。
でも3時間後には、足を引きずってしまうほどになり、助けが必要になって病院に行き、松葉づえをついて、帰ってきました。
痛みが一番強くなったのは、そのときからで、10カ月間その状態が続きました。
状況を人に説明するのは本当に難しかったです。
1分間普通に歩いたら、次の1分間は松葉杖をついているんです。
あまりに奇妙なので、見ている人にうまく説明することができませんでした。
そのせいで、まわりの人や医療スタッフや医師からもたくさん非難されました。
誰かに蹴られて痛みが始まったときは、その時は歩くことができて、足を引きずって病院に行ったのですが、帰ってきてからは、けがをして以降、1日の半分を松葉杖を使って過ごすようになりました。
学年中のみんなが、僕が痛いふりをしていると決めつけました。
僕の友だちの6人以外は、みんな 僕を仲間はずれにし、僕をからかい・・・僕が嘘をついていると、校長先生に言いつけに行った人もいました。
本当にすごく大変で、学年中の誰も理解してくれず、僕のことを嘘つきだと決めつけていました。
あなたは孤独だと感じ、同じ体験をしているのは自分だけで、それが一体どんな感じなのか理解してくれる人は、1人もいないように感じるでしょう。
つまり、それがどんなものなのかどんな感じがするのか・・誰もわかってくれず、誰も共感してくれないんです。
そうすると、本当に一人ぼっちだと感じてしまいます。
みんなから健康なんだと思われて、内側を見てもらえないと、悲しくなります。
みんなから「元気そうね。」と言われると、うんざりします。
だって・・ほんとは・・元気じゃないから。
そのことを何度伝えようとしても、理解してくれない人もいます。
信じようとしない人や、理解しようとしない人もいます。
医師が慢性的な痛みについて説明してくれたとき、すごくほっとしました。
なぜなら、家族がそれを奇妙なわけのわからない物と考えていたからです。
慢性的な痛みは、本当にあるのだということがわかたことは、素晴らしいことでした。
それは、私と家族の希望になり、その次にある多くの治療を続けていく力になってくれたからです。
とにかく前に進めるということがわかったのが、本当によかったです。