ペイン・マネージメント・ネットワーク日本語版の概要
【プロジェクトのねらいと概要】
このプロジェクトは、厚生労働省「慢性の痛み対策研究事業」の一環として、国民への慢性痛の問題点と対処法の普及啓発を行うことを目的としています。
慢性の痛みについて国民の多くが苦しんでおり、有効な治療が行われていないため、医療費の増大や就労困難など社会的な損失にもつながっていることが指摘されています。
慢性の痛みに対しては、生物心理社会概念を取り入れた、多専門職種が連携して治療にあたる医療が有効と考えられ、海外では良好な結果が多数報告されています。
この事業では、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州政府保健局が運営する、生物心理社会概念に基づく慢性痛対策のWebサイトである「ペイン・マネージメント・ネットワーク」を、翻訳公開します。このWebサイトの公開を通して、社会や患者、医療従事者に対して、痛みについての新しい知識を啓蒙し、医療の在り方について考える機会となるようにすることをねらいとしています。
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【Pain Management Network翻訳チームメンバー】
牛田 享宏:愛知医科大学学際的痛みセンター
福井 聖 :滋賀医科大学病院 ペインクリニック科
久留友紀子:愛知医科大学 医学部基礎科学(外国語)
篠川 美希:東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンター
ケン・スレイター:愛知医科大学 医学部基礎科学(外国語)
若園 和朗:難治性疼痛患者支援協会ぐっどばいペイン
浅枝まり子:難治性疼痛患者支援協会ぐっどばいペイン
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【協力】
オーストラリアニューサウスウェールズ州政府保健省臨床革新庁
NPO法人いたみ医学研究情報センター
コラボプラザ
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