Episode1 セグメント 4 - 慢性痛の管理には誰が協力してくれますか？

Fast Fact 1

医療
スタッフが
管理を
伝ってくれる

Fast Fact 2

痛みの管理には
チームよる支援が
役に立つ

医療スタッフ

あなたの痛みの管理を支援できる医療スタッフは大勢います。あなたはチームのキャプテン、医療スタッフはチームの一員、かかりつけの医師（GP）はチームのコーチだと考えてください。チームとして協力することで、より効果的に痛みを管理できるようになります。

医療スタッフの職種の名前をクリックして、それぞれどのように力になってくれるか見てみましょう。

かかりつけの医師は通常、治療が必要かもしれない症状や病気があるときに最初に受診する医療スタッフです。普通は、あなたやあなたの家族を長い間診てきた医師です。かかりつけの医師は、痛みの管理や他の病気に使用する薬の管理を手伝うことができます。また、あなたを専門医に紹介したり、痛みの管理の計画を立てるのを手伝ったり、さらなる検査や治療を手配したりして、あなたの治療を調整することもできます。

臨床心理士は、不安や悩み、気分の変動などに対処するための対策を立てるのを手伝うことができます。そうした対策は、睡眠、学校へ通うこと、その他の関連する問題の対処に役立ちます。また臨床心理士からは、痛みをより上手に管理するための具体的な対処方法も教えてもらえます。

理学療法士は、痛みのある部分を動かす能力を向上させるための、運動プログラムの作成を手伝うことができます。運動プログラムは、痛みのない部分を健康に保つのにも役立ちます。運動は、気分や精神的な活力、自尊心を維持するのにも役立ちます。また理学療法士は、再びけがをしてしまう心配を減らす手助けもできます。

作業療法士は、学校に復帰するときに出てくる問題について助けてくれます。学校の環境に特別な手配をする上でも助けになってくれます。また、スケジュールを立てたり、目標を設定したり、日々の生活に影響を与えるその他の活動を手伝うこともできます。

プレイセラピストは、痛みが強いときに助けになる気晴らしの方法を指導してくれます。

　　補完代替医療（CAM）とは、従来の治療に対する追加（補完）や代わり（代替）として行われる医療のことで、それを専門にする職種としては、マッサージセラピストなどがあります。痛みの管理を支援するチームの一員として協力してくれるはずです。

ソーシャルワーカーは、慢性疼痛とともに起こりうる一部の問題について、その対処を手助けしてくれます。また、あなたの自宅の近くで関連する問題に対応できる人を見つける手助けもしてくれます。

痛みの専門医は、体の機能を改善するために必要なことに取り組むのを手助けしてくれます。その一環として、痛みの管理の計画を立てたり、薬を処方したり、他の医療スタッフと密接に連携したりします。

痛みを専門にする看護師は通常、あなたが必要とする医療サービスの調整を手伝うためにチームの一員として働きます。痛みの管理に関することがらの説明を手伝うことができます。

　　具体的には、両親、兄弟・姉妹、親戚といった家族や、養育者、さらには友人など、あなたが痛みの管理をより上手に行うのを手助けできる人たちです。

例えばリウマチ専門医など、上記以外の専門医が含まれます。痛みの管理を支援するチームの一員として働いてくれるはずです。

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Transcript: Segment 4 - Who can help me manage chronic pain?

慢性の痛みのある人が様々なことを学ぶ上で大切なことは、自分の周りに支援のチームを作ることです。そして、あなたがそのチームの最も重要な中心人物になるのです。

しかし、他にも家族や地域の人々、学校や友人といった人たちも必要ですし、GP（かかりつけの医師）は特に大きな助けになってくれます。

かかりつけの医師は、あなたが自分の痛みに対する理解を深め、いくつかの対処法を身につけるのを手助けでき、他の医療専門家を紹介することもできます。

地域の臨床心理士や理学療法士、その他のセラピストなど、あなたの自宅の近くにいる、あなたが受診しやすい医療スタッフをかかりつけの医師は、把握しています。

かかりつけの医師に連絡してみてください。あなたの周りにチームを作る手助けをしてくれるでしょう。