痛みの定義(IASP国際疼痛学会 2020年定義)

実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験
〔慢性疼痛の定義〕
急性疾患の通常の経過あるいは創傷の治癒に要する妥当な時間を超えて持続する痛み
急性疾患の通常の経過あるいは創傷の治癒に要する妥当な時間を超えて持続する痛み
3〜6ヶ月以上持続する疼痛が妥当
急性痛と慢性疼痛の違い

【急性痛】
原因が明確で、発症してから3か月以内、病理学的には創傷修復課程で基本的には改善するが、再発もあり。
【慢性疼痛】
画像所見などでも要因が確認できないが痛みが続いている状態で、予後が不明である。器質的要因がきっかけになることが多いが、心理社会的や精神医学的な要因が複雑に絡んでいることが散見される。






